終戦して以来、この国の街に爆弾は落とされていない。
兵士が街を闊歩することもない。
戦車が街を走ることもない。
平和だ。
平和か?
減ってはいないエイズ。
いつ放射能をまき散らしてもおかしくない、いくつもの原発。
六人に一人の割合で精神が蝕まれているとされる、国民病と言える鬱病。
老人に優しくない社会。
子供たちに正しさを伝えられない教育現場。
食の不安。
安定しない仕事……
全部が解決するなんてことはあるはずがない。
とはいえ、今の社会は不安だらけだ。
戦争がなくなれば平和なのだと、そう短絡的に生きていていいものか。
心の平和だって、人間には必要と思うわけです。
みなさんの家庭は、職場や学校、住んでいる街は……
平和ですか?
>戦車が街を走ることもない。
うーーむ、一概にそうとは言えないのですよ。
あれはオートバイの免許を取ってすぐの頃、そうそう、自分がまた10代だった頃ですが、田舎の隣街の御殿場の当時は国鉄の駅から5キロほどの米軍の駐屯地まで、御殿場線の貨車で送られてきた装甲車(戦車の砲台を外したの)が道路を走って駐屯地まで移動していたのでした。
車輪はタイヤではなくキャタピラーなので、道路に延々と横線を残してゆくのであります。
で、キャタピラーは金属なので、車両が赤信号で止まる時には左右にブレながら止まるのです。
もうね、右や左にガンガンって感じで。
それがハンパじゃなく右や左にブレるので、横にいたオートバイなんかふっ飛ばされるのです。
当時はあたり前とか特に気にはしていませんでしたが。大学で突っ込んだ歴史を学んだら、さすがに疑問符が百個以上出てきましたね。
米軍ね・・・・・・・・・・
投稿情報: 黙ってれおん! | 2008年8 月15日 (金) 午前 03時47分
駐留している米軍の事もありましたね。盾として機能するはずのものが、災厄の元にもなっている今日この頃。沖縄で度重なる事件は、どうにかならないものかと思う反面、あれは相手が『外人』という大きな特徴があって問題も大きく取り上げられるから事件になるのであって、特徴のつかめない日本人だったら事件として認知されにくいのも事実。
米軍と日本の関係って、そろそろしきり直ししてもいいと思います。できるかどうかは別として。
投稿情報: 岬 | 2008年8 月15日 (金) 午前 07時45分
>>心の平和だって、人間には必要と思うわけです。
自分の考えを主張するだけではなく相手の思いや考えを尊重しつつ自分の考えを相手に伝えることが大切だと思います。
家庭でも職場でも学校でも。もちろんバンドでも。
平和の基本は相手の立場に立って考えることです。
簡単なようですが非常に難しいことです。
私は今、そんな勉強をしています。
自分を大切にしながら他人の考えや思いを受け入れる。
<じゃあ自分って何なの?>って疑問にぶち当たります。
自分自身は自分のことをどう考えているのかということを今一度整理しようと思っています。
そういえばパープルの第2期のラストアルバムのタイトルも<自分自身は自分のことをどう考えているの?>っていうような意味のタイトルでしたね。
投稿情報: ごん★たろう | 2008年8 月15日 (金) 午前 08時04分
とりあえず生命の危険にさらされてはいないです。
深く考えなければ平和な私。
ちょっと横レスさせていただきます。
>おれんさん
高校生の頃、日米安保と自衛隊に関する資料や意見と16mmフィルム上映を文化祭でやったら同級生にドン引きされました。
(校内の研究会ですから単独ではありませんが:苦笑)
女子はベイシティ・ローラーズでも追っかけてろ!風なジェンダーの壁に激突した記憶があります。
>ごんさん
紫の肖像( Who do We think We are ) ですよね。
リッチーよりジョン・ロードが目立っているかしら?
人間関係って音楽に特に出ると思います。
<じゃあ自分って何なの?>は永遠の課題です、たぶん。
投稿情報: エレガンス | 2008年8 月15日 (金) 午前 11時33分
『Who do We think We are』
岬はもっとざっくばらんに「俺たちって何様よ?!」という意味に取ってます(笑)。
あのアルバムって可よりは不可って意見が多いですが、このタイトルって意味深で、取りようによっては妙なメッセージが聞こえてきます。これ岬の偏見ですから、皆様参考になんかしないで下さいね(笑)。
コピーバンドみたいなスタートを切った一期から脱却すべく、二期の布陣が決まってから、やれオーケストラとの共演だ、やれギターメインの超ハードロックだと、とてつもない冒険を立て続けに演じてきたパープルですが、スーパースターになった途端に原点回帰を試みたのではないかと。何も冒険せずに、無理のない自分たち流のロックを演奏してみたのがこのアルバムではないかと。
冒険も挑戦もないので、エッジもへったくれもないんですが、それでもそこらのロックアルバムなんかよりは聴ける内容です。ただ、それが『あの』パープルのアルバムだからみんな腰砕けになっちゃうだけで(笑)。
まぁ、そんな憶測はどうでもいいんですが、やっぱり必要ですよね。「自分ってどんな人間かな?」っていう疑問の投げかけは。これを一生繰り返して少しでも本当の自分に近づいていくんでしょうし、これの拡大解釈が『平和の追求』なんじゃないでしょうか。
投稿情報: 岬 | 2008年8 月15日 (金) 午後 11時54分
小学生の年齢で小銃を抱えて戦場に出ることもなければ、突然爆弾が降ってくることもないし、隣の子が地雷でやられることもなく、爆弾抱えた車やバスが突然横で爆発することもない。
道を歩いてても、金品を奪われることは滅多にないし、横に置いといた手荷物をかっぱらわれることもごく稀れ。
これを平和と言わずしてなんと言うのだろう、なんて最近は考えるようになりました。
・・・とはいえ、人間、どんな場合でも不満が出るのはしょうがないですけどね(笑)
あと、米軍の横暴ぶりは目に余るものがあり腹立たしいのも事実。ここはなんとかして欲しいですね。
投稿情報: いぶくろう | 2008年8 月16日 (土) 午前 08時21分
きしくも・・・
終戦記念日に広島に居ました。
広島初めて行ったのですが・・・
原爆資料館見て一番強く思ったのは
「警告なしの強襲!」
大量虐殺以外のなにものでもないよね
酷い話です、まったく。
人間は多分「懲りない」ね。
多分またやるだろうね・・・。
悲しいね、本当悲しいよ!
世界中の「核」を一瞬にして無力化する「力」が
欲しい・・・。
投稿情報: きにゃこ | 2008年8 月19日 (火) 午前 02時14分
>>いぶくろうさん
大変遅いレスで恐縮です。
そう。正直言うと今の日本は『平和ボケ国家』です。
緊張感がまるで無い。
倫理も道徳も無い。
主張の骨子はだいたいが個人主体のもので、「みんなで幸せになろう」なんて発想はどこにもない。
この国はいったいどこへ向かっているのか・・・・・・
>>きにゃこさん
お帰りなさいっ!! (^0^)/
暑かったでしょう、広島!
>大量虐殺以外のなにものでもないよね
ホント、その通りです。でもあれが威圧をかけたので戦争が終わったとする考え方は間違ってないとも思います。ヒロシマやナガサキで被害に遭われた方たちは、ある意味、時の日本首脳陣の『負けるくらいなら玉砕』という凝り固まった精神が招いた巨大な火種による犠牲者であるとも言えるわけです。
正しきこととは何なのか、世界中に謎を投げてそのままになっている問題が『ヒロシマ・ナガサキ』なのでしょう。
投稿情報: 岬 | 2008年8 月19日 (火) 午後 08時51分