岬話／Misakibanashi: 五月病？

僕のアジト（アパートとも言う）の近くに美味いラーメン屋が二軒あるんです。

ひとつはオンボロで汚くて夜から深夜にかけてしかやってないマイナーな店。中も狭い。

もうひとつは隣の調布の駅前で超有名だった店で、これがまた美味い。店も綺麗で中も広い（写真はこの店のもやしラーメン）。

さて、ラーメンを食べて帰ろうかな……なんて電車のなかで考える。

で、電車を降りるんだけど、つい駅前の99円ショップでレンジ用ごはんと缶詰なんかを買ってしまう。

つい、と書いたけれど、実はわざと。

ラーメンは大好きなんだけど、一人で店で食べるのが嫌いなんですね。

なんかね、寂しくなっちゃうんですよ（笑）。一人で店でラーメンすすってると、無性に悲しくなってくるんです。これはいったいどういう事でしょうかね？（笑）

これがね、吉牛とか松屋の豚丼だとそんなこと無いんですね。でもなぜかラーメン屋はだめなんです。同じことがファミレスにも言えます。ひとりでボックス席に座って皿を前にすると、なんか寂し～くなってきちゃう（笑）。

だから、帰りにラーメン食べたくなった時はだいたいカップラーメンを買って帰ります。でも、どうしてもラーメン食べて帰りたくたくなった時は、汚くて狭い方の店に行くんです。こっちの方が寂しさがやや軽い（笑）。

けっこう僕は芯の弱い人間の様で（笑）、家族団らんな光景とか、楽しそうなカップルとか、かわいい子供連れとか見ると、ダメなんです。うらやましいのかな……そういう心理なのかな……よく自分でも解ってないんですけど、とにかく寂しくなっちゃうんです。

こんなねじれた性格を知ってか知らずか（知らないけれど経済的な面を心配してくれているんだろうな・笑）、時々一緒にファミレスでバカ話して盛り上がる大切な仲間が二人います。この二人と行く時はぜんぜん寂しさは感じません。仲間って大切ですね（そういう話だったのか？笑）。

しかしね、夜、帰り道でどうしても食べて帰りたいと思う時って、だいたい仕事か何かで昼間ストレスをめっちゃ溜め込んだ日なんですよね。普段節約しているから、浪費してストレスを発散しようとするんでしょうかね。

ところが店の近くまで来ると、『寂しい病』が心配。入ろうか入るまいか。で、結局弁当とか買ってしまったり（笑）。『ストレスぅ～が♪ちきゅうをダメにすぅ～る♪』（あぁ、森高千里、好きだったなぁ・笑）

万年五月病です。特に夏と冬にこの症状は強くなります。

どうしたらいいんでしょうね？（って聞かれても困りますよね・笑）

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