岬話／Misakibanashi: ３日分の汗

さて、ようやく落ち着いて書く事ができるようになったので書きましょうか……

ドラムを叩いて参りましたっ!!

＼(≧▽≦)／イェーイ！

先週の土曜日です。スタジオに入って三時間ぶっ通しで叩きましたよ。技術の低下……というより、身体が鈍（ナマ）ってるっていうんでしょうねぇ、勢いだけはあるんですよ、でも小ワザが利きません。

20数年、音楽を聴けばリズムをとる……そういう習慣は途切れずあったわけです。両手両足を使ってドラムの真似事も続けてはいました。だから、いくら20年ぶりでも、まぁそこそこは叩けるんじゃないかと思ってました。

で、確かにそこそこはイケたんですよ（笑）。まぁまぁ叩けたんです。一般の人から見れば及第点なはずです。

しかし!!

自分としては許せない!!手首が固まってしまっていて細かなドラミングができません。それと、スティック同士が当たるんです。シンバルに引っかかったり、リム（打面のふち）を叩いちゃったり、もうコントロールが全然なんですね。

これね、リハビリが必要です。20数年、スティックを握らないままイメージトレーニングをし続けてきた事によって、指先から打面までの距離感が失われていたんです。約30センチの距離の違いって案外大きいです。それと、手のひらで直接リズムを取るのと、スティックの先でリズムを取るのとでは感覚も大きく違いますし、力加減もまったく違います。これらの、『当然の違い』に身体を慣らすために、リハビリしないといけません。

しかしねぇ……何より深刻なのは、体力の減退ですね。

三時間、目いっぱい、セービングなしの全力演奏をしてきたんですが、かいた汗の量が尋常じゃない（笑）。僕はもともとものすごい汗かきなんです。いや太っちゃいませんよ！以前職場が一緒だった海賊さんとペンギンさんが証人です（笑）。ね！ね!!

僕ね、新陳代謝が激しいんです。燃費が悪いというか。アイスクリーム食べても汗かいたりします（マジな話っス）。だから運動なんかするととてつもなく汗をかくんです。

で、この日にかいた汗の量ですが……そんなもの、普通はわかりませんよね（笑）。計れないし。ただ、タオルを絞れば流れ落ちる状況でした。で、その分量がその後の流れからだいたい想像がつく事態が起きます。

翌日（日）の朝、極度の貧血。目が回って起きていられません。昼まで安静にして猛烈な喉の渇きを感じ、我慢して台所まで移動、ポカリの粉末（こういう時のために常備しているのです）を溶かして、一リットルを一気に飲み干します。で、夕方、ようやく固形物を受け付けるようになれて缶詰をひとつ開けました。

さらにその翌日（月）、気分はダルダルでヘベレケで電車に乗るのも勇気がいったくらいでしたが、なんとか頑張って出社。ポカリをグビグビ飲み続けながら仕事をし、なんとかもたせました。

そして三日目の火曜日。ようやく本調子でした。日光見てもツラくありませんでしたし（笑）。

水分自体はスタジオを出た直後の居酒屋で、ウーロン茶ばっか三杯も飲んでるんです。でも、失われたのは水分だけではなく、ミネラル分もなんですね。それを３日かけて補給完了ってわけです。飲んだポカリの量もほぼ３リットル。その他の飲み物も含めるととてつもない量飲んでます。結局僕は、単純な話、３日分の汗を三時間で出してしまったっていうわけです。

もったいねーなー!!（違）

技術だ何だという前にやはり体力な様です。ブートキャンプ生活しないといけませんね（笑）。

ああ……次は金曜の晩だ……少しセーブしてみようかと思います。