仕事帰りに久々に渋谷に行ってきました。台風は東北の方へ去って、暑さがぶり返してました。
海賊さんとも久々に会いました。元気そうでなによりです。お土産があると以前聞いていたのに、このひと、忘れて来たと……
まったくもって、優しい方です(笑)。
で、明日がスタジオ入りの日だったので、渋谷に来たついでに買い物をしました。場所はYAMAHA渋谷店。ここドラム好きにはこたえられないお店です。ドラムセットを試奏(試打)できるんです。渋谷に勤めている時は時々ここを覗いては、マイドラムの組み方なんかを妄想して楽しんでいたものです(笑)。
で、何を買ったかと言いますと……コレ、大豆ですから……もとい!これです。
はい、解りましたかね?スティックケースというか、スティックホルダーというか。要はスティックをストックする袋で、フロアタム(普通はドラマーの右側にある寸胴型の太鼓)の側面にひっかけておくものです。万が一スティックを投げてしまったり落としてしまったり、または折ってしまったりした時に、すぐに換えのスティックを取れる様にするもの。
これが無いと、練習の時はまぁいいとしてもライブの時は困っちゃいますからね。昔、高校の時の文化祭で、ブラスバンドの演奏会でスティックを落として赤っ恥かいた事がありましたが(その時の割れんばかりの大爆笑がテープにしっかり残ってます・笑)、大人になってまで同じ事は繰り返したくありませんからね。で、奮発して変えのスティックと一緒に買ったというわけです。
ちなみに一緒に買ったスティックはもちろんYAMAHA製。岬はYAMAHAのスティックが大好きなんですよ。スティックにはだいたいヒッコリーという種類の木材が使われるんですが、YAMAHAのヒッコリーは軽くてすべすべで手になじむんです。オマケに柔軟性に飛んでいて、シンバルなんかを叩いた時の鋭い衝撃が緩和されたり、手首のスナップと同化したかのようなしなり具合と確実な打撃感が得られるんです。
ただ、今日買ったのは岬としてはちょっと珍しいタイプ。写真では比較がされていないので解らないと思いますが、かなり太めのものを買いました。
ロックドラマーで、特にコージーの様なパワフルなドラミングを愛する人は、たいがいこういう太目のものを使うんです。少しでも太くて重いものを使うのが常識みたいになってます。それは大きくてインパクトのある音が容易に出せるから。でも誰も彼もが使いこなせるわけではありません。太くて重いという事は、それだけ連打のスピードが落ちるし、操作性の難度も上がります。岬は昔、一度だけ太くて重いものを使いましたが、自分の手になじまず、練習用に限定した使い方に終始した事を覚えています。
なのになぜ、今回これを選んだか。
僕の手になじんだんです。海賊さんとベラベラおしゃべりしながら選んでいたんですが、このスティックだけは握った時に手から離れない感じがしたんですね。再度握ってみると、指の長さといい具合にフィットします。最近少し感じてた事なんですが、スティックが細いと握った時の指先の爪が手のひらに食い込んで痛い時があるんです。もちろん叩く前には爪を切りますけど、それでも食い込むものは食い込む。ところが今日買ったスティックだと爪が手のひらまで届かないんです。いい具合のところまでで止まる。だから力も入れられる。逆に力を抜いても存在感は失われず、いつも手の中にある感触。こういう感覚は初めてでした。
てことで、明日はこいつらをお供に、叩きに行ってきます!
ライブは秋の予定!どうなることやら……ではっ!!
ちゅど~~~ん!
残暑お見舞い申しあげます。
以前、輸出用の楽器を作る町工場で働いていた時、スティックを作っていました。と言っても機械で加工したスティックを研磨し塗装するのが主で、単純作業です。私はそういう感度はありませんが
日に何百本も触っていると「おっ!」と
感じるモノが確かにあります。いい出会いがあってなによりです!
投稿情報: しちせい | 2007年9 月 8日 (土) 午後 07時13分
え~え、忘れましたとも・・・。お土産なんかより、オイラの中では台風が重要だったんですよ!いかに濡れずに荷物を少なく出勤するか?ばかり考えてました。次回お会いするとき、昨日のお約束の品を一緒にお持ちするので許してください。(泣)
投稿情報: アロハな海賊 | 2007年9 月 8日 (土) 午後 10時45分
えっ?!しちせいさん、スティック磨いてたんですかっ!!(笑)
妙なところで妙なつながりが(笑)。
今日はその新しいスティック、出番はありませんでした。なぜか……それはまた本編の方で……
海賊さん。ウソ泣きはやめよう(笑)。
投稿情報: 岬 | 2007年9 月 8日 (土) 午後 11時53分