岬話／Misakibanashi

いくつになったって？

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だよっ!!

誕生日の『怖ｲ話』（別名・冬の怪談）

　

　

　

２月４日は誕生日だった。

　

　

　

　

おいっ!!

　

　

　

　

誕生日だったんだよみんなっ！

　

　

　

　

（泣）

　

　

　

　

そんな話はともかく（笑）。

今年の誕生日にメッセージを贈ってくれた皆様！感謝しております！皆さんの暖かい言葉や応援、励ましの言葉に感涙です。特に……

朝一発目に派手なのを贈ってくれた最愛の娘、WACさん。

伊東の端っこにいるいくりんさん。

ありがとー！

で、他にもいろんな方がくれたんですが、その中にとても大切な仲間がいます。

岬とまったく同じ誕生日で、昔知り合ったときはまだ20代の娘さんだったその人は、今は主婦として頑張っています（いや、頑張っているかは見てないから解らないけれど・笑）。彼女は岬とちょうど一回り違うんです。同じ干支。それだけでも他人の気がしないんですが、彼女も脚本とか書くのが趣味なんです。

その方の名は

「深山蒼夢（みやまそうむ）」。

もちろんペンネーム。しかしその名前の通りのイメージの人です。

で。

今日は岬がおめでとうメールを送り、彼女が返信でメールをくれました。

これが……

　

　

怖い（笑）。

　

　

タイトルは『はっぴーばーすでぃ』。ひらがなのタイトル。女の子らしいですよね。どこが怖いって？ここから先ですよ。

簡単なあいさつ文と、「ブログはちょくちょくのぞいてますよー」なんてのがあって、本文は終わってます。

その後に『http://』から始まるアドレスが載ってます。

そうそう。よくある『グリーティング･メール』って奴です。ここにカーソル（ケータイの場合、カーソルって言うのかな？）を合わせてボタンを押します。

画面がパケット画面になってしばらく波打って……出た画面は……

真っ白……

いや、なんか文字がある。

『ⅰモード公式サイト「怖ｲ話(T_T)」ﾑｰへ』

なんだこりゃ？

怖ｲ話？

なにが怖いんだろ……と思ってその画面の上にある尋常ではない文字に気付きました。

　

　

　

このグリーティングカードは、他の人が既に開封済みです。

　

　

　

　

いや……俺に贈られたメールじゃないの？

他の人ってさ……他の人って……

誰？

星の金貨を見て歳を感じる（涙）

『野ブタ。』の最終回に涙したのも束の間、岬にとってはストライクゾーンど真ん中の再放送が始まった。

『星の金貨』

やばい。

これはやばい。

なんたって酒井法子だ。

のりピーだ。

昔も今もこれほどキレイで面白くてはかなげで強そうなアイドルはいない。

そう。岬の中では今でもアイドル。

それも、リン・ミンメイと双璧をなす、リアル世界の宇宙最強のアイドル!!

数年前に国営放送の朝ドラでゆいかちゃんの母親役を演じていたときも、岬は欠かさず観ていた。それほどに大好きなアイドルである。

そしてこの『星の金貨』。もう、のりピーてんこ盛りで

マンモスうれピー

しかし……

ドラマ自体が古い。

だいたい、タイトル文字からしてガビガビなビデオ文字。

出てくる女性たちがみんな眉毛ぶっとい！

演出なんかも古臭くてあざとさに感じてしまうものばかり……だけど不思議なのは、のりピーのまゆは太く感じないのだ（笑）。なぜだ？

まぁそんな話はともかく、とにかく古いドラマなので細部を忘れている。忘れているからこそ今また新鮮に楽しめる。忘れっぽいことはいいことなのだ。

だが！

のりピー演じる主人公の境遇があまりにかわいそうで泣きながら観ていた時、鼻元がむずむずした。指先で触れると……しょーもない話になるが、鼻毛が一本出ていた。そういう感触がある。テーブルに置いてあった小鏡で観る……おや？鼻毛なんて出てないぞ？……それよりドラマだ……あれ、またむずむず……鏡で見る……何も無い……指先で鼻元を確かめてみると……

あれ？鼻毛の感触だ（笑）。

ドラマに涙しながら、その鼻毛をピッ!!　　　と抜いた。

　

　

　

鼻毛が白髪だった。

　

　

　

古いドラマを見ていたのではなく、そのドラマの時代から年が経って自分が歳を取っていたことに気付いた。

　

　

　

流した涙はドラマの感動とは別物だった。