ひとりの仲間と別れた。
悲喜こもごもな活動の中、体調の伴わなかった仲間を僕は外界へ放り出した。
鬼の行動と自分では思う。
でも、それが彼の為になると信じてのことだった。
ひいては彼の家族の為にもなると・・・・・・そう願っての決断だった。
とはいえ、怖かった。
できれば一緒に、この世の中を戦って行きたいと思える、楽しい仲間だった。
その彼が、この決断が元でつぶれたりしないか、いじけたりしないか。
いじけると書いたけど、そんじょそこらの、子供のイジケとは質が違う。大人の彼の抱えている内情からすれば、ある意味人生そのものにかかってくる。ひとつ間違えたら家庭が、ひとつの家族が崩壊する。そんな場面を自分も見てきた。人間って弱い。負ける時は負ける。環境にも自分にも。
その彼からメールが来た。
嬉しかった。
彼は前向きだ。
心配かけまいと、文面だけがそうなのかもしれないと、一瞬頭をよぎった不安は、長文を読み終える頃には無くなっていた。
そして、泣けた。
出会いがあって別れがある。人の世の常だ。
そんなことは百も承知。
それでも泣けた。彼の真摯な姿勢と、これからの苦労に。
ただひとつ、はっきりしていることがある。
仲間はたもとを別っても仲間だ。どこまでも仲間だ。
また一緒に飯食おう!
酒飲んで音楽の話しよう!
愚痴言い合おう!
お互いの、リ・スタートに・・・・・・
乾杯っ!!
感銘を受けました。
投稿情報: 黙ってれおん! | 2008年6 月 5日 (木) 午前 02時08分
岬さんの気持ちは相手の方にちゃんと受け取ってもらえたのですね。
厳しいことやつらいことでも言ってくれる人が本当は一番大事な友人だと
私が気づいたのはずいぶんと大人になってからのことでした。
投稿情報: エレガンス | 2008年6 月 5日 (木) 午後 11時16分
なんにせよ前向きさが必要ですね。
僕らはとにかく前進あるのみ
頑張りたいし、負けたくない。
絶対最後は笑ってやる(笑)
投稿情報: 岬 | 2008年6 月 6日 (金) 午前 12時45分
もしかして、岬さんの今の職場仲間のK氏のこと?
投稿情報: カイワレまきまき | 2008年6 月 6日 (金) 午後 11時55分