レインボー戦隊ムラサキ 2008.07.27(Sun)
デビュー・ライブ・セットリスト
“Tamaki's Opening / Kuricorder's Highway Ster”~“Highway Star”
“Smoke On The Water”~“Black Night”
“Speed King”
“Tamaki's Interval / Land Of Hope And Glory”~“Eyes Of The World”
“Rainbow Eyes”
“Gates Of Babylon”~“Stargazer”~“Misaki's Solo”~“1812”~“Long Live Rock'n'Roll”
“Kill The King”
“Tamaki's Ending / Over The Rainbow”
大成功でした。
反省もあります。
アクシデント多々ありました。
とにかくさまざまなドラマがありました・・・・・・
でもね、先に書いちゃいますけど、この写真にあるように、応援してくれる人たちが大勢来てくれたおかげで成功を納めることができたわけです。
ほんと、大感謝です!!
で、まずは、と。
http://jp.youtube.com/user/damateoren
れおん!さんのYou Tube映像はこちら
http://media.video.ask.jp/vcaster/player/decowaku.swf?logoFlg=Y&vendor_id=368fb83e-c387-102a-a4af-0017a4aafc10&video_id=3298b6a3-2c34-4d90-ac56-4cc4ba5988fc
たっちゃんの撮ってくれた“1812”の映像はこちら
昨晩はもうヘトヘト状態でしたからここまでしか書けませんでした。
昼過ぎまで寝てようやく復帰できたので、レポートを追加しようと思います。
13時集合と言いつつ12時20分に店の前に到着してしまったのが岬とモルさん(笑)。そこへちょうどSahaのマスターが来てくれて荷物を預かってくれました。
マックで涼みつつ腹ごしらえをしているときなこさん登場。ゲッ?! 和装だよっ!!(笑) そしてringさんも合流。魔王殿は先に食べてきたとかで店の前に立っているそう。一緒に涼みに来ればいいものを(笑)。そしていぶくろうさん合流。
Sahaに戻る道中で“れっど・ひょっこりん!”のドラマーとして参加するOginkoさんとバッタリ(倒れたわけじゃないよ・笑)。
さぁ、会場が開いた!アンプの接続、キーボード要塞の組み上げ、ドラム全体のせり出しとセッティング等など、もうこの段階で会場内が暑い(笑)。特にムラサキは独自のモニターとケーブルの配置があって、これがなかなか進まない。時間を食ってしまい、他のバンドのリハがもろにあおりを食ってしまいました。これは大きな反省。
さてさて、そんなこんなで15時。開場であります。“ゲゲゲオーケストラ”のリハの最中の開場となってしまい、最初に入場されたお客様が「もう始まっちゃってるのかと思った」と笑ってましたが、実際リハとはいえ、このオーケストラは思わぬ迫力がありました。
さぁて、いよいよ開演です。
トップバッターは“妖怪きなこ爺ぃとゲゲゲオーケストラ”。きなこさん、スゴイよホント。1人でMIDI音源組んで、編曲も施して、それをバックに流してギター演奏したり歌ったり。またね、この打ち込みの音源が迫力あるんだ!「独りだと視線が集中して怖い」とか笑ってましたけど、なかなかどーして!しっかり聴かせる一大パフォーマンスでした。拍手!!
そして二番目に登場したのが“れっど・ひょっこりん!”。最後に『!』が付いているところがなんともカワイイじゃないですか。ところが演奏は物凄くハード!! しかもここ、ボーカル・サイドギター・ベースの三人が女性で、ギターとドラムが男。羨ましい構成ではありますが、そういう事は横に置いといて(笑)、とにかくハードな演奏でした。以前から解ってはいたけれど、やっぱボーカルのアニキ(笑)がすんげーイイ歌いっぷりなんですよ!そしてドラマーのOginkoさんの超パワフルかつ超ヘヴィーなドラム!このバンドで特に面白いなぁと感じたのは、我々と違ってステージングが超クール!!(笑) 客席は熱狂の嵐なのに、自分たちはいたってクール(笑)。それもこれも、アニキの堂に入った姿勢というか、度胸の大きさっていうか、とにかくアニキが全体のカラーを非常に落ち着いたものにまとめているんですね。だからメンバーも何があっても自然と落ち着いていられるというか(笑)。ウチのリーダーもここしっかり読んでくれるとウレシイんだけどね(笑)。
さて、三番目に登場したのは“message from the Ash”。ここもまた女性が三人・・・・・・ありゃ?ボーカルが男だったはずなのに女性が・・・・・・あれ?この人って・・・・・・突然ボーカリスト失踪(笑)との事で、ギターのとむさんの奥様が急遽ボーカルに(笑)。急遽って(笑)。それであれだけ歌ってしまうんだから物凄い(笑)。しかもサイドギターさんは本格的にギター初めて2週間だそうで(笑)。それがとんでもないギターを弾くんですよ!!感動しちゃうわけですよ!!『やればできる』の精神ここにありっ!!みたいな(笑)。そしてベースのKUMAみさんがねぇ・・・・・・MCの度に疲れてしゃがんで休んで、曲に入ると立ち上がって見事に弾き倒すんですよ。指弾きにこだわるがゆえの疲れもあるし、根本的な体力不足もあるんだろうけれど、それでも曲は徹底して弾き倒してしまうその根性・・・・・・とにかくこのバンドには感動させられました。マジで泣きそうだった。最後、レパートリー無いのに無理矢理アンコールしてもらっちゃいましたし(笑)。
さあ!いよいよのお目見え(笑)。“レインボー戦隊ムラサキ”の登場です!
きなこさんの案内の後、オープニング音源がスタート。ムラサキの六番目の戦士であるたまちゃんの場内アナウンスが栗コーダーのハイウェイ・スターに乗って場内に響きます。さすがプロのアナウンサー、いい感じにみなさん聴いてくれています。そして・・・・・・各メンバーが軽い音だしを始めると、そのまま誰もが知っている有名な曲になっていく。このオープニングをライブで演りたい・・・・・・それはパープルをコピーするバンドならどこも必ず思う事なはず。しかし、単にコピーして演奏するだけというのは我々のプライドが許さない。コピーしつつ各自の熱い想いや磨いた技術や個性なんかがいっぱい詰まって、弾け出て行くその瞬間、コピーはコピーを越えられるはず。『コピーってのはこうやってするもんだぜっ!!』。そんな意気込みで演った1曲目は“Highway Star”。ラスト、リバーブ・クラッシュのタイミングがちょいとズレたけど、あそこは岬も機転が利かなくてringさんに申し訳なかった。あの状態ならアイサインで3連発仕掛けても良かったと後で気付いて猛反省いたしましたよ(笑)。
“Smoke On The Water”~“Black Night”のメドレーはつなぎの転調部分が劇的で盛り上がったし、“Speed King”までの一気呵成な構成は、何度も浮いては消えていった星の数ほどのセットリストたちの最終案として見事に機能していたと思う。今までの侃々諤々な議論の疲れがすべて払拭できた実感があった。やはりケンカしてでも意見は飛ばし合って、形を作っていくべきなんだと改めて思った次第。
ここでインターバル。『進化して登場しますのでお待ち下さい』とたまちゃんの声が場内に。この二部構成、意外にもお客様方に受け入れてもらえたようで(笑)、岬なんかも客席に出ていって、職場の仲間たちに挨拶しながら着替えたりしました(笑)。こんなバンド、確かにそうはいないと思います、ハイ。ちなみにパープル・ステージの時のみんなの衣装の中にすごいのが居ましたよね。モルさんっ!! その口の周りのひげはなにっ?!(笑) それは誰っ?! もう衣装とか仮装とかより変装になっちゃってますがっ!!(笑) 全体を通しては魔王殿の帽子付きのカツラがねぇ・・・・・・気持ち悪くて(笑)。あの髪型、あれでもみんなで「あーでもない、こーでもない」と言い合って妥協点を見出したものなんですけどね(笑)。ringさんはサングラスとアロハっぽいダルダルなシャツが思っていた方向と逆に作用したようで(笑)、ちょいワルな印象に取られてたみたいだし、そんな中では岬の丸めがねのサングラスは可もなく不可もなくで良かったんだか悪かったんだか(笑)。いぶくろうさんの服装(実はいつもとたいして変わらないんだけど・笑)が意外と『グラハムにちゃんと見えた!!』と受けが良かったのがホント意外でした(笑)。
さぁ、インターバルの最中から流れていたエルガーの『威風堂々』が盛り上がったところで、レインボー・ステージの始まりです! ringさんの渾身のイントロが雰囲気を一気に盛り上げます。“Eyes Of The World”です。これもオープニングにはうってつけな曲なんですが、二部構成のため、今回は音源の一部を端折っての演奏です。この時の魔王殿のソロ、カッコよかったでしょうっ?! なんだかんだ言ってもリーダーです。こういうソロの時だけはカッコよく見せないとまずいってんで、以前からみんなで(メンバー以外の応援部隊までひっくるめて・笑)いろいろ言って来ましたよね。「真ん中に出ろ」だの「前に出ろ」だの「客に背を向けるな」だの「笑うな!!」だのと(笑)。もうね、きっと魔王殿「うるさいよっ!!」て内心ぶつぶつ言ってたと思います(笑)。それでもちゃんとキメてくれました。いやいや、さすがリーダーですよ。
そしてある意味今回のハイライトです。“Rainbow Eyes”。この曲はもうね、とんでもなく練習しましたよ。ホント、この一ヶ月の短期決戦でしたけどね、仕事帰りの夜の練習の繰り返しのなかで、よくぞこれだけの形に仕上がったなと。モルさんのフルートはいい音を響かせてくれるし、ring>さんも試行錯誤のなかでいい音を探しては試しての連続、いぶくろうさんと岬のハモリもはじめはなかなか息が合わなくて。ほんと、この曲は練習して良かった。した甲斐があった。キマって嬉しかったですよ。ええ。
さて、クライマックス(笑)。この選曲にまとまるまでかなり苦労しましたね。「客ウケはするだろう。でも知らないひとはどんどん置いてけぼりになってしまうのではないか・・・・・・」という危惧。しかし! お客さんに、山盛り感というかお腹一杯感というか(笑)、そういう形の喜びを与えずして何がレインボー戦隊かと(笑)。だからやっちゃいました、疾風怒濤の大メドレー!!
まずは“Gates Of Babylon”のキーボードでのイントロ。これがまたringさんに弾かせるとカッコイイんだ!! 延ばすところは延ばし、切るところは切る。このメリハリの良さ! そして曲になだれ込むと見せかけて“Stargazer”のドラムのイントロへ! そのまま曲へ突入! ただし時間の制約やらいろいろあって一番のみでギターソロへ。しかしモンスターズ・オブ・ロック版をベースに編曲した込み入った構成は、慣れると逆に混乱が少なくていい感じ(笑)。そしてギターソロが終わってギターのダウンが始まると同時に岬は戦闘モードに突入。
正直、この曲の後にドラムソロってのは無謀なんです。コージーでさえ、ソロの前には必ずキーボードソロがあったりして、水を飲んだりする時間はあったわけで(笑)。でもそんなことは言ってられません。やるとなったらやるのです(笑)・・・・・・でもねぇ・・・・・・何度もリハ重ねたけど、やっぱこの曲の直後のソロって自殺行為でしたよ。スタジオではまともにソロ叩けませんでしたし。もう両腕両脚が一気にバースト起しちゃうんですよ。それが・・・・・・
どうして今回はあぁも大成功したのか。それは冒頭にある応援団の皆さんのおかげ以外のなにものでもありません。エレガンスさん、アイナリさん、miwaさんの三人が眼前で手拍子してくれてます。右サイドの席には会社の仲間が応援に駆けつけてくれてるし、左サイドの奥では“れっど・ひょっこりん!”の女性陣がノリノリでいてくれる。忙しいなかを来てくれた軍曹も。この状態で意欲がマイナスに向くわけが無い!! アドレナリン200パーセント大噴火状態です。黙っていても体が動く!後でスゴイ筋肉痛に見舞われることはわかっていても演ってしまいます。Oginkoさんに借りたスネアはスティックの返し具合も音も最高で、とにかく素早いストロークがバシバシ決まります。そしてコージーがよく演っていたシャッフルでのソロ。これは客席がみんな乗ってくれました。感謝!! そしてハイハット連打に入ってringさんにアイサイン。“序曲1812年”が流れ出したときに「おおっ?!」という客席の声!! たぶんきなこさんがマスターに伝えてくれたんだろう、絶妙なタイミングで照明が落ちます。ここで取り出したのは御存知『サイリウム・スティック』(笑)。光らせては客席に投げを繰り返し、使ったのは4色8本!! そして最後の大暴れのところで通常のスティックに切り替えたんですが、ここでアクシデント! 音源が切れた!!(笑) でもソロを止めるわけには行かない。頭の中で曲を再生しながら突き進むしかない・・・・・・ところが動揺が腕に出たのか体力の限界なのか、次々にスティックを落としてしまう。もはやこれまでか・・・・・・と、音源が復旧!なんとタイミングがピッタリ合ってる?! と思ったらベースのモルさんが『1812』を弾いてくれている!(笑) 友情に感謝! ここで挑戦することに決めました。無駄っぽい四連を全廃してスティック飛ばしに賭けることに(笑)。最後の最後に未使用だった超極太のスティックを握ってロールに移り、店の天井の高さを確認して・・・・・・スパンっ!と放り上げました・・・・・・
取った!!
ちょーーーーーーーーーーーーーーーうれしーーーーーーーーーーーー!!(火暴!!)
しかも前後も一致。握り位置も完璧!!
コージー、ありがとーっ!!(感涙)
そこからはロングリブの繰り返しバージョンで一度締めて、アンコールはバーンとキルキンを客席の拍手で決めてもらい、キルキンを。
もう出し惜しみする必要なんて無いですからね。ツインペダルが壊れんばかりに踏み抜きましたよ。
メンバー全員が花束をいただきました。応援団長のエレガンスさん、本当本当にありがとうございました!
ごん★さん、ついにムラサキは水面を割って表に出たよ!待ってるよ!
会場にいらっしゃった皆さん、きなこさん、競合バンドの皆さん、本当にありがとうございました!
本当に、ありがとうございましたっ!!
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