5月17日のライブの時に、ちょっとメロウなバラードを演奏するんだけど、その時に使うつもりで買いました。
タイトルに書いた通り、最初は鈴を買うつもりだったんです。鈴ってホラ、小学校とかで片手に握って振った丸い握りのアレです。
原曲には拍子木が使われているんだけど、イメージとしては鈴じゃないかと思ったんです。
ただ、楽器屋さんでいろんな鈴を振ってみたんだけど、意外にもいい音なのは、前出の鈴で、これが安くて(400~600円ほど)見た目も安い(笑)。個人的にはそれでOKなんだけど、ハードロックのステージで子供用の赤とかピンクとかの握りの鈴を振るのもどうかと、余計なことを考えてしまいました(笑)。
で、いろいろ見ていたらこのタンバリンが目についたんですね。これ、普通の形状と違うでしょ。バンドを演ってる人なら知ってると思うけど、ハイハットシンバルのスタンドに直接合体接続できるようになってます。
このタンバリンのもうひとつの利点は、これ、今日実際に使ってみて気付いたんですが、普通ハイハットをクローズ(閉めた状態)でリズムを刻む時って、硬くてつまらない音になっちゃうじゃないですか。その時、トップにこれが付いてると振動で柔らかい金属音を出してくれるんです。ハイハットの硬い音がすべて味のあるものに変わるんですね。これは今まで使ってこなかったので発見でした。いい買い物をしました。ちなみに4,284円しました。鈴を買うつもりがとんでもない出費になったもんです。
ただ、実際にその曲で使うときは、スタンドから外して手に持って叩くと思います。というのは、スタンドに固定した状態でスティックで叩いても、周囲のベルは意外と弾んでくれないんです。つまり『直接叩いてもいい音は出ない』んですね。リズムを刻むだけならいいんですが、甘くて優しい音が欲しい曲なので、ベルの上下が常に密着しようとしない『縦型』で使いたいわけです。となれば、これは外して使うしかありません。本末転倒って気もしないではないですが、思った通りの音を出してくれるなら、それも良しと思います。はい。
ついでにもう一枚。これはカウベル。5月のライブに出る時の寄せ集めバンドでボーカルを担当されるきなこさんからお借りしました。
これがまた面白いというか、いい音を出すんですよ。
こっちは4月12日のレインボー・セッションで使います。この楽器がリズムのメインを刻む曲があるんですね。でもその曲、演ったこと無いんですよ(笑)。
できるかなぁ……
難しいなぁ……
でも演ると決まった以上は演ってみせます。意地で演りきります。まだこの曲とそのリズムくらいならできるはず。
問題は……
ドラム・ソロだ(泣)……四連ができねーよー……(号泣)
チュドーーーーーーーーーーーーンッ
投稿情報: 午前 12時28分 カテゴリー: 挑戦(チャレンジ) | 個別ページ | コメント (3) | トラックバック (0)
帰りに駅前の店に入って考える。さて今晩は何を食おうかと。
たしか袋を被ったまましばらく放置状態だったパスタがあったはず。なるべく無駄遣いはしないようにしたい。だから一人前のパスタソースを買って帰ることにした。
僕はチーズ風味とかホワイトソース系が好きなので、『チーズクリーム風』のソースを買った。あ、牛乳がもう残り少なかったな……と気付いて牛乳も買う。
帰ってきてスーツの上着を脱ぐよりも、まず鍋に水を入れて火にかける。男の独り暮らしの食事なんてのは、ガッと作ってガッと食ってしまう。そんなもんだ。だから服を脱ぐより前に火をつける。タイム・イズ・マネーなのだ。
そして第一艦橋に上がり、服を脱ぎ、今朝トーストが載っていた皿を持って第二艦橋へ降りる。ここでちょっと解説。岬のアジトは玄関・キッチン・トイレ・風呂が第二艦橋にあり、階段を上がった第一艦橋が居住区となっている。そこからさらに艦長室に上がると、そこが岬の寝室となっている。
さて、今朝の皿を流しに置き、鍋に湯が沸いたのを確認してパスタを取り出す。岬はいつも、封を開けた乾麺関係にはポリ袋を何重にも被せて輪ゴムで縛っている。単に湿気から守っているのだが、これが自分でも思うけれどしつこい(笑)。しつこいくらいに袋を被せている。一枚被せては輪ゴムで留め、更に被せて輪ゴム、更に……としてあるのでまず湿気ることがない。自画自賛で恐縮だが、この点に関しては岬の保存法は完璧なのだ。
その袋をすべて剥ぎ取って愕然とした。とんでもない事態が目の前で起きていた。
それは『そば』だった(笑)。
あれっ ちょっと待てよ……パスタはどこ行ったんだよ……あ……
……あ、そういや食っちまった気が……そうだそうだ、そばつゆが切れたんで『そば』やめてパスタ茹でた事あったっけ……
しょうがない、『そば』を茹でるか……
ちょっと待て……あの時そばつゆが無いからパスタを食ったんだよな。
そう。『そば』を茹でても味の方の用意が無いのだった。どうするっ?!
しかし今日買ってきたのは『チーズクリームソース』と『牛乳』。それだけだ。
どう食えと……いや、食えないことは絶対にない。男の独り暮らしの食事はどうとでもなるのだ。ありもので食ってしまうのだ。腹に入ってしまえばこっちのものなのだ。
いや、最低限のセンスは持っている。無理に『ちーずくりーむそば』なんかを喰うつもりはない。そばを茹で、『ダシ』と『しょうゆ』で『汁』を作ればいい……
それは……名案ではなかった。なんせ日曜日以降、なんだか生き方がヤケクソ気味になっている。そばを一把(いちわ)つかみ、鍋に入れる……むしゃくしゃして残った一把も入れる。一食に二把は多いかもしれないが、もうこの時点でヤケクソに火がついている。止まらない。
グツグツ煮たそばを水で洗い、カップにしょうゆとわさびをぶっ込んでかき混ぜ、めんどくせーからこれでいーや、などと内心毒づいて第一艦橋へ持って上がる。
ただでさえ量が多い二把分のそばが水ぶくれで更に増え、ラーメンどんぶりに山盛りになっている。それを真っ黒なしょうゆに浸して喰う。
しょっぺえええええええええええええっ
いや待て。少し埋めれば……
しょっぺえええよおおおおおおおおおっ
もうそれからは悲惨この上ない味見が続いた。砂糖を入れてみたりショウガを入れたり。ダメなことは重々承知の上のジタバタなのだ。ヤケクソなのだ。だから結果がどうあれそれはそれで楽しい……ハズが無い!
しまいには七味唐辛子とコショウが同時に浮いていてコーヒーの味も若干する、『とてもじゃないもの』に浸ったブヨブヨのそばをすすってた。
まずいよおおおおおおおおおおおおおっ
こんな最悪の晩飯で超弩級にブルーになってるところへ、軍曹さんからメールが来た。
『バトン』だった。
なんてこった(火暴)
バトンの成り行きは次のお話で(笑)。
明日はまともなもの喰うぞっ!!!!!!!!!!!!!!!
投稿情報: 午後 11時08分 カテゴリー: 挑戦(チャレンジ) | 個別ページ | コメント (11) | トラックバック (0)
来月12日に行われる『レインボー・セッション』のセットリストが決まった。6時間で約30曲を演奏する。マラソンのようなセッションになってしまった。
そうなった原因は岬にある。前回の『パープル・セッション』での曲目が16曲だったのだが、かなり余裕があったのだ。半分は遊んでいられるほど、時間に余裕があった。そこで今回は締め切りまでに各楽器パートが揃ったものは何でも演ろうと決めた。その結果がこれだ。
25人の参加者で30曲。スゴイ事だ(笑)。
いや、笑ってもいられない。実はドラマーは岬を含めて三人しかいない。単純に考えてもひとり10曲(笑)。
岬の担当する曲目を挙げてみると……
Stilll I'm Sad (初挑戦曲!カウベルのリズムが苦……)
Do You Close Your Eyes (ノリノリな名曲!)
Mistreated (元はパープルの曲。これは演らないと!)
Sixteenth Century Greensleeves (高校時代に辛酸を舐めた曲。リベンジだっ!!)
Catch The Rainbow (最高にドラマティックな曲。でも端折るらしい……)
Kill The King (これはもう外せない名曲中の名曲!!)
Eyes Of The World (青春が蘇る!今はこれのために生きてます・笑)
Spotlight Kid (先月、この曲のためにツインペダルを買いました・笑)
Difficult To Cure (前回とはまったく違うメンバーでの再演!)
Death Alley Driver (初挑戦曲!)
Fire Dance (初挑戦曲!)
Wolf to the Moon (初挑戦曲!)
Black Masquerade (初挑戦曲!)
やばい!!
13曲もあるっ!!(笑)
しかも初挑戦が5曲も!!
そのうえ、恐ろしい企画を自分から提案してしまった。
コージー・パウエル没後10周年祈念『天に届け!疾風怒濤のドラム・ソロ・コーナー』
なんてものを(笑)。
『1812年』の再現なんてとても無理だが、せめて何か、みんなが喜んでくれるソロを叩きたいと思う。そして、『天に届け!』とつけたタイトルはダテじゃなくて、永遠のドラム・ヒーローであるコージーに、その音を届けるつもりで頑張りたいと思っている。
どこまでできるか。
挑戦だ。
投稿情報: 午後 06時00分 カテゴリー: 挑戦(チャレンジ) | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
バンドの名前がずっと決まっていなかった。
なかなかいいバンド名が思いつかなかった……のではなく、候補はいくらでも上がったのだが、全員の一致が難しかったのである。
で、先日、僕が他のバンドから応援を頼まれた時にそのバンドにも名があることを知ったのだが、バンド名そのものはここでは触れずに行くとして、物凄く感じたのは、そのライブのために集まったバンドにも関わらず、名前があるだけで各自の気持ちに言い知れぬ一体感があるように感じた事。
そこで、「もう何でもいいから決めてしまおう!」と押して押して(笑)、このたびようやく決まりました。その名も……
正直、こんなんでいいのかっ?!て感じでしたが、決まってしまうと安心してしまうもの(笑)。
しかも、バンドのロゴまで考えてみたりしてる(笑)。
ついでに早くもマスコットキャラまで造ってしまったり。
まだ仮称で名前がしっかり決まってないんですが、暫定で『ムラサキくん』と呼んでいます。
そもそも『レインボー戦隊』っていえば、思い浮かべるのは『ロビン』なんですが、そのロビンを我々のイメージに合うように作り変えるとしたらどうなるかと考え、自衛隊のマスコットキャラふうに味付けしたらどうかと思いついて、創ってみました。
『レインボー』を象徴する『虹』と、『ディープ・パープル』を象徴する『P』の文字。をヘルメット前面部にあしらってみました。
後日、更に手を加えようかとは思っています。
とにかく名前とロゴとキャラを用意した以上、バンドそのものも早くライブに出ませんと……(笑)。ねぇ、メンバーの皆さん
応援よろしくお願いしますっ
チュドオオオオオオオオオオオオオオンッ
投稿情報: 午後 05時30分 カテゴリー: 挑戦(チャレンジ) | 個別ページ | コメント (9) | トラックバック (0)
土曜の晩、新しい音源を耳に叩き込みつつ、画像処理に勤しみました(笑)。
mixiには自分の写真を表札代わりに出せるんですが、本当の自分を出すことはしません。だいたい多いのは、飼っているペットとか、好きな俳優やミュージシャンやアニメキャラ。僕らの場合は音楽つながりが多いので楽器の写真という人も多いですね。
で、岬はどうしているかというと……始めたばかりの頃はこれでした。あ、今回の画像は全部原寸大で出してます。
ネット上から引っ張ってきたウルトラマンのオープニングキャプチャー画像からバルタンをチョイスしたもの。
しばらくこれだったんだけど、小さくて物足りなかった。
そこでこの画像をいちど大きくしてみたんですけど、小さい画像は大きく伸ばすとガビガビになっちゃうんですよね。
そこで自分でトレースしてまったく新しいものを作りました。
その途中で気付いた事。このシルエットは元々スタッフやキャストの名前が重ねられるものだったんだよなぁ……と。
だから載せました(笑)。これぞまさに表札!名刺にもなる!
これは何か特別な日に使おうかなと思って作りました。
でも今までに使ったのは正月の三が日だけでした。
自分の誕生日とかに使っても良かったのかもしれないんですけどね(笑)。
クリスマス専用。
クリスマスは嫌いだって言ってて、こういうのを作ってる。
つくづく自分がかわいそうになってきます(爆)
さて、最近のはちょっと凝ってまして。
岬の神様のひとり、『ブルース・リー御大』と、これまた大好きな共演者『ノラ・ミャオ女史』のツーショットなんですが、表札シリーズとして『岬』の名前を取り込みました。
これ、原寸大だと文字が変にいびつに見えますが、若干縮小されて出るmixi上だと、シャツの歪みにマッチしてリアルな感じに見えます。
画像を作る時って、実はそんな下らないところにこだわってたりします。
ちなみにここの常連さんになってくれている『黙っておれん!』さん(このブログ上ではなぜか「黙ってれおん!」さんになってます・笑)が、この画像をさらにパロって『黙』の字を入れ込んで使った時は大爆笑でした。
で、これはホント、昨日まで使ってたんですが、昨晩新しいのを作ったので今は出ていません。
という事で、ここからが最新作の御紹介(笑)。
まず素材としてこれを使いました。
岬の座右の銘、『宇宙戦艦ヤマト』です
今回はヤマトを使おうと決め、ネット上の画像から面白そうなものをチョイスします。普通ならヤマトのカッコイイ写真とか、ドラマチックなカットとか選ぶところですが、なんせ『表札シリーズ』にするつもりなんで、簡単には選べません。
で、選んだのは映画『さらば宇宙戦艦ヤマト~愛の戦士たち~』から、海底ドッグに眠るヤマトのもとに、『上官の命令に逆らって出撃すべきかどうか……』と悩む古代がたずねてくるカット。
いやね、この画像を素材に決定するまで、何千枚って画像を見てるんですよ。googleで画像検索すると、7000枚以上のヤマト関連画像がネット上に存在するんです。そんな中から選んだのがこれ。
なぜこれか。
こうしました(笑)。
右向きの古代を左向きに修正し、両手とデッキブラシは自分で描きました。
足元にもぞうきん入りのバケツを置いてそれらしくしました(笑)。
ただでさえ廃艦だ何だと風当たりが強く、宇宙からは正体不明の脅威が近づいていて、でも上官たちは理解を示さず。
悩みに悩んで、一年ぶりにヤマトに来たら、こんな落書き。
古代、泣く泣く落としてるんでしょうね。描いていて可哀相で、思わず笑ってしまいました。
ちなみに画像の両端を切って、ジャスト正方形に加工してあります。
なぜか。
mixiの表示機能を考慮すると、本当は縦長画像の方がきれいに大きく表示できるんです。たぶんケータイ写真の普及がそうさせているんだと思いますが、今回の画像の場合、縦長にはどうしても出来ないので、正方形にしたというわけです。
横サイズが1ピクセルでも長いと表示率は悪くなりますので、最低でも正方形って岬は決めてます。
とはいえ、こんなに小さい古代、ケータイで見たらわかんないだろうなと思ったんですが、元々この映画を知っている人なら、この位置に古代がいることは一目瞭然なので、まぁいいかなと(笑)。ギリギリの妥協点ですね。
しばらくこれ、使います。
投稿情報: 午後 11時08分 カテゴリー: 挑戦(チャレンジ) | 個別ページ | コメント (7) | トラックバック (0)
先日のウィルス性胃腸炎で仕事を4日休んだ。
考えてみたら……社会人になって病気で休むことはあったが、まとめて4日も休んだのは初めてだ。
4日も休むと会社に出づらくなる(笑)。自分が休んでいる間、自分の仕事は誰かが代わりにやってくれているのだ。
代わりがいる……という事によって、ひとは安心して休める。と、世間では言う。僕も言う。
仕事を休むと同僚に対する申し訳ないという気持ちが生まれる。ある意味、心に闇が生じる。だが代わりがいる。「安心して休んで、身体を治して出ればいい」。そう言われれば闇が消える。安心して寝ていられる……
だが、それはそれで別の心の闇を生むのだ。
『自分の存在価値って何だ?』という疑心暗鬼……
で、月・火・水・木と休んで金曜日に職場に出た。いつもより早く出ると、机の上には4日間の間に行われたミーティングや会合の資料なんかがある。ひととおり目を通し、自分の仕事の残り具合を確認する。
ほとんど解消されている……が、まだ少し残っている……
微妙で失礼な安心感。だが本心。
一日仕事をしながら、この微妙な安心感とその背後に隠れている心の闇と闘っていた。そんな金曜日を過ごしていた……と、そこにメールが来た。
仕事を終え、メールの主と喫茶店で待ち合わせた。メールを送ってくれたのは、前回のパープル・セッションで知り合ったギタリストさんだった。
『今度、対バン形式の企画ライブに出るんだけど、一緒に出てくれない?』
今日、このタイミングで聞かされたこの一言の意味は、重く、大きい。自分の存在価値を疑っていた矢先、自分を必要だと言ってきてくれたこの言葉は、天から差す一筋の光明であり、天界から下ろされた蜘蛛の糸だった。
もちろん受けた。
ハコ(会場)があり、メンバーがいて、曲はパープル。お膳立ては整っている。僕が入らなければ誰かがその穴を埋めるだろう。だが、最初に白羽の矢が立ったのは僕なのだ。僕が穴を埋める意味もそれはそれで、重く、大きいはずだ。
病み上がりでへたっていた精神に火がついた。
4月の『レインボー・セッション』とは別の、全力で立ち向かうべき新たな目標ができた。
よし。挑戦(チャレンジ)だ!!
チュドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!
投稿情報: 午後 09時19分 カテゴリー: 挑戦(チャレンジ) | 個別ページ | コメント (5) | トラックバック (0)
昨年8月にドラマー復帰を果たしてから、早くも半年が経ちました。
月に一回スタジオに入れればいいかなとか思っていたのに、平均すれば月に2回は入っていた計算に。凄い!当初の計画の倍は叩いてる!いつの間にか『Burn』が叩ける様になってるし!
とはいえ、学生の頃は毎日散々叩いていたから、そういう環境と比較すると練習量は遥かに低い。
それでも……学生の頃よりもスピーディに消費しているものがある。お金?そりゃお金もそうだけど、そういう事じゃなくて。
これ、秋のライブ寸前に購入したお気に入りのYAMAHAのスティック。
もうこんなにボロボロになっちゃいました。
このスティックのことは以前に書きました。使い心地がとっても良くて、しかも僕の手にものすごく馴染んだんですよ。で、あの……思い出すのもつらい不出来この上ないライブで、唯一僕が頼りに出来た相棒でした。
技術的に周りに頼れない中、イライラとミュージシャン・シップのせめぎ遭いを一気に爆発させた『バビロンの城門』。どうしようもないギターソロの途中、ドラムがちょっとだけ暴れるところを、僕はこの相棒をフルに使ってドラム・ソロの領域まで凶暴に暴れた。実際照明係がソロと勘違いして照明をスポットに切り替えたくらいだった。けれど、その時この相棒はへし折れんばかりの強打・連打に耐えて思った通りの音を出してくれた。むしろこのスティックが語りかけて来た。「気持ちは解るけどまぁ落ち着け……」。その瞬間、思わず笑っちゃった顔が映像でしっかり残ってる(笑)。
それから……
コージータイプの強打を必要とする場面では必ずこのスティックを使ってました。
で、先日、横浜のセッションの際、他のドラマーさんたちのスティックを見たらとってもキレイなんですよ。ハイハットもシンバルも、サイド(横)ではほとんど叩かないみたい。必ずトップで叩いてる。上手い……っちゃあ上手いんだけど……そうか。スティックってそうして使うものなのか。
基本はトップアクションだという事を百も承知で僕はサイドアクションを多用してます。その方が音が瞬時に割れてロックな感じがするんですよ。特にハードロックの場合は。
ただ、ディープ・パープルの場合はちょっと違ってくる……実は前回の『パープル・セッション』の時は、スティックを新調したんです。
これです。この下の細いやつ(ちなみに上のが僕の相棒)。さて問題。どっちが前でどっちが後ろでしょう?(笑)
いや、前後は特に決まってないんです。これ、本来はティンバレスというラテン系の太鼓を叩くためのものなんです。
結局、パープルの場合はパワーよりもスピード、大技より小技、派手さよりも正確さと、求められる要素がいつもの僕のドラミングからすると真逆なんですね。そこでこれを購入したわけです。
でも、次のセッションではこれは必要ない。次は『レインボー・セッション』だから。本領発揮の場と言えます。なのに相棒がこんな姿に……
仕方ないから、同じものを買おう。
買うけど……ボロボロになった古いのもそのまま使います。
折れない限り、相棒には最後まで付き合います。昔から僕はそうだから。
YAMAHA SPECIAL HICKORY 【YS-RK】。いいスティックです。(宣伝か)
投稿情報: 午前 12時03分 カテゴリー: 挑戦(チャレンジ) | 個別ページ | コメント (6) | トラックバック (0)
16日の土曜日。
横浜へセッションに行ってきました。前回のパープル・セッションでお世話になったギタリスト『リッチー』さんのお誘いに乗ってのことです。
セッションてのはバンドを組むのとは違って、色んな楽器のできる人が大勢寄り集まって、みんなの知っている曲をいきなり演奏したりして楽しむんですが、まぁ波乱万丈というか(笑)、とても筆舌に尽くしがたい熱いドラマがあったりします。
で、今回のセッションで色んな曲を演奏しましたけど、自分でイチバン面白かったというか、楽しかったのは、『LET IT BE』。言わずと知れたビートルズの名曲。
いきなりこの曲を演奏すると言われ、メロディ自体はすぐに思い出せるんですが、どのタイミングからドラムが入ったかとか、どういう終わり方だったっけとか、悩みつつも曲はスタートしてしまったわけで(笑)。その寸前までパープルのハードロックを演奏していたものだから、あまりのギャップに当たり前の事をすぐに思い出せなかったりするんですね(笑)。
で、これがどう楽しかったかと言うと、これぞセッションの醍醐味と言いますか、超ハードバラードな『LET IT BE』に仕上がりまして(笑)。終わりかけたところから延々ギターさんとドラムの派手な掛け合いが続きまして、そこがもう何というか、まるで『ライブのオーラス曲のエンディング』みたいな盛り上がり方!! いや、これね、参加された方は信じないかもしれませんけど、実を言うとギターさんの音がドラムからはぜんぜん聴こえてなかったんですよ。ただ、あのギターさんはドラムの至近距離で真っ向対決みたいにしてくれたじゃないですか(笑)。あのシチュエーションは涙出るほど嬉しかったんですね。音は聞えなくても何を考えているのかが手に取るように解る!
もう、僕はあの体験だけで大満足でしたよ。
さて、そのセッションが始まるとき、ちょっとした会話がありました……
リッチーさん「岬さん!ツインペダル持って来ました?!」
岬「うぅん!僕、ペダル持ってないスから」
リッチーさん「じゃ、ここ(ツインペダル)無いんでシングルバスで行きますか」
……これは……思ってもみない事態……
最近、どこのスタジオにもツインペダルはある。当然ここにもあると思ってた。しかし無い。無くてもドラムは叩ける。叩けるが……
リッチーさん「じゃ、肩慣らしに『KILL THE KING』演りましょー!!」
いや!片足でできる曲じゃないから!そりゃ実際はアレンジして片足でも演奏は出来るし、実際に演っちゃいました。けど……
やっぱりいつものドラミングをしたいじゃないですか。特に今日はリッチーさんたちとバリバリにツーバスメインの『SPOTLIGHT KID』をあわせてみようかなんて言ってたわけですし。
そこでバンドメンバーの『ごん★』さんから連絡。「一時間ぐらい遅れる」……
岬「じゃ、時間もあるし、ペダル買ってきますわ!」
うっひゃああああああああ なに言ったオレ
今なんて言った
そんな買い物しちゃって生活だいじょーぶなのかオレ
(笑)
と、心の中は大パニックなクセに、顔が笑ってるの……なんか嬉しいの(爆)。だって普段なら絶対そういう衝動買いはしないんですよ。でもこういうタイミングなら記念にもなるじゃないですか。しかもそれがあれば今すぐにもベストな演奏ができるわけです。ここで買わない手は無いです。はい。
遂にと言うか、とうとうと言うか!
セッションのついでにツインペダルを手に入れて参りましたっ!!
こんなソフトケースに入ってます。
中身を出して組み立ててみましょう。
ちなみにメーカーの名前は『Gibraltar(ジブラルタル)』。アメリカのメーカーらしいけど、よく知らないや(笑)。本当は『YAMAHA』で欲しかったんだけど高いのよ。とてもじゃないけど今は買えない!
どこかで見た?
以前、ここの書き込みで『マーカライト・ファープ』とか言ってシンバルと組み合わせた写真を載せましたけど、あの足元の部分ですね。
昔はレンタルスタジオでツーバスをやろうとすると、バスドラムのスペアの無いスタジオでは出来なかったんですね。ところが今は逆転していて、このペダルがあればどこのスタジオでもツーバスもどきの音が出せるんです。だからほとんどのスタジオには置いてあります。だけど、これが普及した事によって、めっちゃくちゃダイナミックな『本当のツーバス』の組めるスタジオが激減しました。いいんだか悪いんだか……技術の発展も良し悪しです。
ちなみに……¥19,800(税込)。安い! 新古品で欠品部品を代替品で補っているからこその安さなんですが、岬、そういうの全然気にしないたちなんですよ。そこにあるものを使ってベストを尽くす。手を加えられるものなら自分で手を加える。そういう性格なんで。
いやぁ……久々にオモチャを買った気分です。
嬉しいです。
新しい戦隊モノと仮面ライダーがつまらなくても、しばらくは幸せです(関係ないか・笑)。
投稿情報: 午後 10時49分 カテゴリー: 挑戦(チャレンジ) | 個別ページ | コメント (6) | トラックバック (1)
昨日の午前中からなんかおかしい感じはしてたんだけど、どうやら風邪をひいたようです。
今日になってハッキリと兆候が……喉が痛くてつばを飲み込んだだけでも痛い……
昼間、仕事中に『塩飴』というのを舐めたら、まぁこれが物凄い勢いでしみたしみたっ
空調の利いた職場で、ただパソコンを叩いてるだけの仕事。なのに身体は暑く感じたり寒く感じたりめまぐるしい。
熱はまだ無いようだけど、出るなら一気に上がってくれれば引きも早い。でもまわりのみんなに今年の傾向を聞くと、「微熱がぁ~、上がるんだか下がるんだかはっきりしない微熱がぁ~、イッっっしゅううかぁぁんもおおおお」続くと言うぢゃないかっ?! 冗談じゃないっ!!
ということで、今日はもう寝ます(笑)。
あ、そうそう。ちょっとmixiの方で必要になったので、こんな画像を作りました。
なんか魔王さんはこれを『すげー画像編集』って勘違いしてましたけど(笑)、これ、CDのジャケットを机の上にダァーッと広げてケータイで撮影しただけのものです。クリックして大きく伸ばして見ればそれぞれが重なっている影が解ると思います。
ちなみにパープルとレインボーのタイトル文字の部分はシール(未使用品)です(笑)。
すげー編集じゃあ全然ないんですけど、色味のバランスとか、机の天面がチラッとでも見えないように、細心の注意は払った……つもり。
一応、デザイン学校出てますからね。そういうところだけはこだわります。とはいえこれ、ごちゃごちゃなだけですね(笑)。
では寝ます。しばし復活まで日数いただくかもしれません。まだまだ寒さ続きます。皆さんもお体にはお気をつけください。
ではでは~
投稿情報: 午後 08時06分 カテゴリー: 挑戦(チャレンジ) | 個別ページ | コメント (13) | トラックバック (0)
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